テーブルベンダー丸棒加工品

Table Bender Round Bar Products

製品概要


最新のNCテーブルベンダーによる丸棒曲げ加工が当社の強みです。一般的な鉄材(SS400)に加え、成形が難しく敬遠されがちな高炭素鋼(S80C)の加工を得意としています。バネ製造で培った材料知見と1mm単位での数値制御により、割れや跳ね返りの強い難削材も精密に成形します。3次元的な形状を一本の丸棒から作り出し、専用金型不要の試作や部品の軽量化など柔軟な提案が可能です。

製造イメージ

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製品イメージ

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特徴

  1. 1高硬度材への最適化加工

    ACサーボ制御により材料への加圧速度を最適化するNCテーブルベンダーは、バネ鋼などの特殊鋼に発生しやすい「スプリングバック」や「微細なクラック」の発生を抑制します。さらに、加圧条件を精密に制御することで材料特性を的確に捉え、加工ばらつきを低減。安定した曲げ加工を実現するとともに、高精度かつ高品質な仕上がりを可能にします。

  2. 2多品種生産に素早く対応

    最大100品種(各10工程)の曲げ加工プログラムを保存でき、製品ごとの条件を即座に呼び出すことで段取り替え時間を大幅に短縮します。さらに、回転スリーブや芯金の交換も作業性を考慮した設計により迅速に行うことが可能です。これにより多品種少量生産にも柔軟に対応し、安定した品質を維持しながら短納期での納品を実現します。

  3. 33次元的な多段・複雑曲げ

    金型制約の大きい一般的なNCベンダーとは異なり、テーブルベンダーを活用することで、3次元的な複雑形状や連続R曲げにも柔軟に対応可能です。さらに、専用金型に依存しない加工により金型コストを抑制しつつ、多様な形状に対応。試作から量産まで幅広いニーズに応えながら、高精度で再現性の高い加工を実現します。

  4. 4一貫生産による品質保証

    曲げ加工に加え、穴あけや熱処理までを自社内で一貫対応することで、工程間のばらつきを抑えた安定品質を実現します。各工程を統合管理することで精度の積み上げを可能とし、部品単体の品質にとどまらず、組付け後の動作や負荷条件を踏まえた「機構としての耐久性」まで見据えた製品づくりを行っています。

課題別対応例

  • check 曲げ部分の強度・耐久性を見直したい
  • check 複雑な干渉を避ける形状を実現したい
  • check バネ鋼など特殊材での曲げを試したい
  • check 金型コストを抑えて多品種生産したい
  • check 使用環境に合わせた表面処理を見直したい

よくある質問

Q
テーブルベンダー加工と一般的なベンダー加工では何が違うのですか?
A
テーブルベンダーは水平なテーブル上で材料を保持し、コンピュータ制御(NC)で曲げ加工を行います。材料を空中で保持しないため、長尺物や重量のある丸棒でもたわみが少なく、360度どの方向にも極めて高い精度で立体的な曲げ加工ができるのが特徴です。
Q
SWC(80C)のような硬い材料(高炭素鋼)でも、曲げた箇所が割れることはありませんか?
A
はい、割れを最小限に抑えるノウハウがあります。高硬度材は無理に曲げるとクラック(ひび割れ)が発生しやすいですが、当社は長年のバネ製造で培った「材料を壊さない塑性変形」の知見を活かし、材料の特性に合わせた最適な速度と加圧で加工を行います。
Q
SS400からSWC(80C)に変更して製品を作りたいのですが、メリットは何ですか?
A
最大のメリットは「強度の向上」と「軽量化」です。SWC(80C)はSS400より強いため、同じ強度を保ちつつ棒の径を細くすることができ、部品全体の軽量化や省スペース化が可能になります。設計段階からのご相談も承っております。
Q
複雑な3次元形状の場合、高価な専用金型を作る必要がありますか?
A
基本的には専用金型なしで対応可能です。当社のテーブルベンダーは汎用治具をプログラムで組み合わせるため、多くの場合、高額な金型費用をかけずに試作やロット生産が行えます。初期コストを抑えたい案件に最適です。
Q
図面がない状態でも相談に乗ってもらえますか?
A
もちろん可能です。用途を伺って弊社にて図面を作成し、製造へ繋げることも可能です。まずは一度お気軽にお問い合わせください。
Q
対応できる丸棒の太さはどのくらいですか?
A
SS400相当であれば最大Φ25mmまで、ステンレスや硬鋼(SWC80C相当)であれば最大Φ13mmまで対応可能です。それ以外のサイズについても、形状や条件によって検討いたしますのでご相談ください。
Q
どのような材質の丸棒曲げ加工に対応していますか?
A
一般的な構造用鋼(SS400など)から、加工難易度が高いとされる高炭素鋼(S80C)、バネ鋼、ステンレス鋼まで幅広く対応しております。特に、硬くて反発力の強い材料の精密曲げを得意としています。
Q
材質ごとの対応可能な最小内R(曲げ半径)を教えてください。
A
当社のNCテーブルベンダーとバネ製造のノウハウを組み合わせることで、以下の数値まで対応可能です。 一般的に、丸棒の直径を d としたとき、以下の倍数が割れやシワを防ぐ安全圏とされています
材料の種類 最小曲げ半径(内R) 特徴・注意点
SS400 0.5d 以上 比較的粘りがあり、小さなRでもOK
SUS304 1.0d 以上 加工硬化しやすいため、急激な曲げは禁物
SWC(80C) 1.0d 以上 伸びが少ないため、1.0d以上のRが必要
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