事例紹介

CASE STUDY
農業
タインの品質向上
業種
農業
使用製品
農業機械用タイン

お客様の課題

  • 耐久性
  • 取り付け精度
  • 外観

課題の解決方法

耐久性向上

材質の見直し

使用条件を考慮し、適正な材質(オイルテンパー線、硬鋼線、ピアノ線)を選定することで折損リスク、へたりリスクを低減し、長寿命化が期待できます。

曲げRの寸法見直し

R部寸法により、成型時のキズや使用時の折損を抑えることができます。

熱処理条件の見直し

熱処理(低温焼鈍)の温度域、処理時間の見直しにより、タインのへたりを抑えることができます。

取り付け精度向上

嵌合の確認

図面寸法だけでは分かりづらい、相手部品との「はめあい」をしっかり現物にて確認することで、部品同士の緩衝を抑制でき、部品の取り付けやすさを向上させることができます。

外観向上

タインは、コイル部の巻方向が左右逆巻になっています。これを通常の工程で製造すると、どうしてもタイン脚の先端がばらついてしまいます。これを機械へ取り付けると、タイン脚のばらつきが目立ち、機械そのものの外観を損ないます。当社では、タイン製造の最終工程でタイン脚の先端を手作業にてばらつきゼロに調整しています。

結果

新規タインの採用

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